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顧客情報約3万3000件を紛失、合併時の事前整理で誤廃棄か - 高鍋信金

高鍋信用金庫の4支店において、顧客情報約3万3590件が記載された伝票が所在不明となっていることがわかった。合併時の書類整理で誤廃棄したという。

紛失したのは、同金庫小林支店、飯野支店、旧真幸支店、上町支店で扱った伝票。約3万3590件の顧客情報が含まれる。伝票の種類によって異なるが、おもに氏名、住所、電話番号、口座番号、取引金額、生年月日などが記載されていた。

今回の紛失は、一斉点検により判明したもので、2005年10月17日の旧西諸信用金庫と合併した際に、誤廃棄した可能性が高いという。同金庫によれば、情報の不正利用などの報告もなく、情報が外部へ流出するおそれは低いと説明している。

(Security NEXT - 2008/06/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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