「Windows」とアップル製ブラウザ「Safari」の組み合わせで脆弱性
マイクロソフトは、Windows XPやWindows Vista上でアップル製ブラウザ「Safari」を利用した場合、外部から攻撃を受ける可能性があるとしてアドバイザリを公表した。
マイクロソフトのアドバイザリによれば、アップルの「Safari」では、ダウンロードしたデータの保存先がデスクトップに初期設定されており、Windowsデスクトップにおける実行可能ファイルの取り扱い方法が組合わさることで脆弱性が発生するという。
そのため、不正サイトなどへ誘導された場合、特別な細工によりユーザーに通知なくファイルがダウンロードされ、プログラムが実行される可能性がある。
今回見つかった脆弱性は、「Safari」においてダウンロードデータの保存先を、初期設定であるデスクトップ以外に変更することにより、攻撃を回避することができるが、マイクロソフトでは、同社やアップルが更新プログラムを提供し、脆弱性を解消するまで、プログラムの利用を控えるよう呼びかけている。
Apple製SafariがWindowsプラットフォーム上で使用された場合の複合的な脅威
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/advisory/953818.mspx
マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/
(Security NEXT - 2008/06/03 )
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