求人サイトで一部個人情報が閲覧可能に、検索サイトのキャッシュにも - fonfun
インターネットサービスやモバイルコンテンツを提供しているfonfunは、同社が運営する求人サイトに登録された一部個人情報が、ネット上から閲覧可能な状態だったことを明らかにした。
閲覧可能だったのは、同社が運営する韓国語求人サイト「IT in Japan Job」のユーザー114人や、中国語求人サイト「51Japan IT Work」のユーザー5人の個人情報。氏名、住所、電話番号などが含まれる。同社ではサイト構築時に中国の業者へ業務を委託したが、導入したシステム構成やサーバ設定にミスがあったという。
2008年2月16日にユーザーからの指摘で問題が発覚。中国語サイトでは2007年5月31日から、韓国語サイトでは2007年9月13日から2月16日まで流出していた可能性がある。
同社では発覚当日中にウェブサイトの修正を行ったが、検索サイトのキャッシュに登録されていたことから、各検索サイトに削除を依頼。5月27日に削除を確認したことから事故を公表したという。
同社では、関連するユーザーに対し説明と謝罪のメールを送信。また、外部機関によるサイトのセキュリティ診断やサーバ設定時のセキュリティ強化を実施するなど再発防止策を実施した。
(Security NEXT - 2008/06/03 )
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