Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

児童の個人情報を紛失、被害防止にパトロール - 多摩市の小学校

多摩市の市立小学校において、児童28人およびその保護者の個人情報が記載された「緊急連絡カード」を紛失したことが判明した。

所在が不明になっているのは、北諏訪小学校の児童28人分の氏名、住所、電話番号、生年月日、性別や保護者の氏名、勤務先、健康保険証番号などが記載された「緊急連絡カード」。4月2日、担任教諭が養護担当の教諭よりカードを受け取り、8日に生徒へ配布しようとした際、紛失していることに気が付いた。

同校では紛失を警察へ届け、事情を説明し、謝罪する文書を保護者宛てに送付。また経緯を説明する保護者会を開催し、謝罪する。さらに紛失した情報の不正使用などによる被害から児童を保護するため、不審電話などへの対応を指導や学区内のパトロールを実施する。

また同市においても、市立学校における個人情報関連事故の再発を防止するため、教育委員会に検討組織を設置する。

(Security NEXT - 2008/04/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

小学校教諭が児童情報含むUSBメモリを持ち帰り紛失 - 紀の川市
小学校で指導記録を児童用端末に誤配信 - 江戸川区
小学校で教員募集メールを誤送信、メアド流出 - 江戸川区
児童情報含む私物USBメモリを紛失、小学校教諭を処分 - 北海道
小学校で指導要録の一部紛失、保存区分取り違え誤廃棄か - 西宮市
小学校で2年分の心臓検診診断票が所在不明 - 名古屋市
保存期限内の卒業証書台帳を誤廃棄 - 北九州市小学校
児童写真入りデジカメ紛失、宿泊学習後に気付く - 立山町
小学校教諭が非公開の授業動画を誤って公開 - 台東区
保存場所を誤り、児童用端末から成績が閲覧可能に - 大阪市