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DMの宛名ラベルで個人情報が流出、委託先の重ね貼りで - 愛知のCATV局

愛知県豊田市でケーブルテレビ局を展開するひまわりネットワークは、ダイレクトメールの宛名ラベルから顧客情報7026件を流出したと発表した。

同社がダイレクトメールの印刷や配送業務を委託している愛知県西尾市のプリ・テックが、一度印刷、貼付した宛名ラベルの上に、別の宛名ラベルを重ね貼りして発送したもの。3月26日に発送した7026件で、ラベルが透けて配送先の顧客とは異なる別の顧客の氏名、住所、加入者番号が確認できる状態となった。

ダイレクトメールを受け取った顧客から指摘を受け、委託先に確認したところ、シール貼付時に、誤って重ね貼りしたことが判明。流出した個人情報の不正使用などは確認されていないという。同社では、関連する顧客に対し経緯説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2008/04/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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