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事務処理ミスで利息の過払や未払が発生 - 近畿労金

近畿労働金庫は、財形貯蓄利用者の一部に対し、事務処理ミスから商品を取り違え、利息を誤って支払っていたことを明らかにした。

1997年4月から2007年8月までの間、同金庫の財形貯蓄商品を契約した顧客の一部に対し、利息を誤って支払っていたもの。

同金庫によれば、同商品では適用金利が異なる預入期間が3年と5年の2種類を用意しているが、事務処理のミスにより商品の取り違えが発生し、2065口座において利息が誤って支払ったという。利息の過少支払が発生したのは387口座、過大支払が発生したのは1678口座だった。

同金庫では、利息を過少に支払った顧客に対し、差額に法定利息を加えた金額を支払うとしており、金額は合わせて80万6513円にのぼる。また過大に支払った顧客へ差額の返還は求めない方針。同金庫では再発防止策として、顧客ごとに受入商品をチェックするシステムを導入した。

近畿労働金庫
http://www.rokin.or.jp/

(Security NEXT - 2008/04/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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