1月に最低水準だったフィッシング詐欺が再び増加 - 日本語サイトも複数出現
フィッシング対策協議会は、2月に国内で発生したフィッシング詐欺の状況をとりまとめ、公表した。
1月における同協会への届け出は4件と最低水準だったが、2月は7件増加して11件となった。フィッシングメールは前月の3倍となる9件、フィッシングサイトも3件から8件へと大幅に増加したものの、いずれも2007年平均より3件から5件少ない状況となっている。
一方で被害が目立ったのはブランドの悪用で、2007年末と同様に再び高い水準となり、過去1年を通じても2番目に多い7件を記録。なかでも金融業が5件と目立っており、「イーバンク銀行」や「PayPal」などが被害に遭っている。
また「Yahoo! JAPAN」や「mixi」を模倣したフィッシング詐欺サイトなど日本語によるフィッシング詐欺も増加傾向にあり、同協会では注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2008/03/27 )
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