Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

日本HPサイト上の個人情報14万件が一時アクセス可能に - 閲覧の形跡も

日本ヒューレット・パッカードは、ウェブサイト上で取得した顧客情報が一時外部よりアクセスできる状態となり、個人情報が流出したことを明らかにした。

一時閲覧可能となったのは、2008年1月31日から2月20日までの間に同社サイト上でキャンペーンやセミナーへの申し込みやアンケートの回答のために登録された顧客情報。氏名や住所、電話番号、メールアドレスなど、のべ13万9583件が含まれ、同社の調査によれば、データにアクセスされた形跡があったという。

同社では、問題発覚後にシステムの改修を実施しており、現在はアクセスできない状態で、二次被害の報告も受けていないとしている。関係する顧客は特定できるため、同社ではメールや書面で個別に事情を説明する。

(Security NEXT - 2008/02/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
事務局内情報共有サイト、アクセス制限なく情報流出 - 岩手県
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
不正アクセスでトップページ改ざん、外部サイトへ遷移 - 文字起こしサービス会社
図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ