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メールのうっかり送信ミスや同報配信のアドレス流出を防止する新製品

CSK Winテクノロジとセンドメールは、メールの誤送信防止ソリューション「PlayBackMail」を、4月より発売する。

同製品は、センドメールのメールサーバ製品を活用したメールセキュリティソリューション。送信メールを隔離領域に一時保留し、一定時間経過後に自動で配信する「送信保留機能」を搭載。保留状態で誤送信に気が付けば、削除することができる。

また、「添付ファイル自動暗号化機能」を装備。自動で暗号化を行うため、誤って送信してしまった場合も添付ファイル経由の情報漏洩を防止できる。さらに大量の「To」「CC」ヘッダを含んでいた際、削除や加工することが可能で、ヘッダ経由の情報流出対策にも活用できる。

ゲートウェイとして動作するため既存のメールシステムに追加することが可能。Windows版とLinux版を用意した。利用にはSendmailライセンスが必要となる。

(Security NEXT - 2008/02/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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