Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

掲示板やSNS経由の情報漏洩対策に警戒する大企業

掲示板やブログ、SNSなど、情報投稿サイト経由の情報漏洩に警戒する動きが広がっている。ブログや2ちゃんねるに対してフィルタリングを実施している大規模法人は約8割に上った。

ネットスターが従業員が1000人以上いる大規模法人のシステム管理者を対象として2007年11月に実施した「組織でのインターネット管理実態調査」で判明したもの。今回が3回で有効回答数は515件だった。

URLフィルタリングの導入目的として7割が「不正コード侵入防止」や「情報漏えい防止」を上げており、「2ちゃんねる」に対して約8割、「mixi」半数以上がアクセス制限を設けていた。

「情報の発信」や「ファイル送付」など、追跡している組織は8割にのぼり、いずれも対応しているとした組織も半数を超えた。一方で持ち出しパソコンに対するフィルタリング対策は、「利用者が停止する」「面倒」などを理由に半数以上が実施していなかったという。

(Security NEXT - 2008/02/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Oracle E-Business Suite」に脆弱性 - 今月2度目の定例外アラート
「Elastic Cloud Enterprise」に深刻な脆弱性 - アップデートやIoCを公開
先週注目された記事(2025年10月5日〜2025年10月11日)
「再配達にはサービス料」、クレカ情報など狙う偽日本郵便に注意
健康靴の通販サイト、個人情報流出の可能性
個人情報含む国勢調査世帯一覧を紛失 - 荒尾市
闇サイトでの個人情報流通を契機に不正アクセス判明 - 不動産管理会社
委託業者の別自治体向け納品ファイルに個人情報 - あま市
USBメモリを紛失、発信機履歴から誤廃棄の可能性 - 福井大病院
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も