Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ウイルスバスター2008が「Vista SP1」や「XP SP3」環境に一部対応

トレンドマイクロは、「ウイルスバスター2008」の最新バージョンを1月23日より公開する。

今回公開が予定されている「ウイルスバスター2008 プログラムバージョン16.05」では、終了時にブルースクリーンが表示される不具合を解消した。

さらに、ベータ版が提供されている「Windows Vista SP1」や「 Windows XP SP3」の環境下において、「インストールができない問題」や、「メイン画面が起動できない」「アップデート機能などが正常に動作しない」といった不具合を修正。同バージョンは、アップデート機能を通じて配布される。

ただし同バージョンでは、「Windows Vista SP1」「Windows XP SP3」それぞれの環境において「パーソナルファイアウォール」「不正変更の監視」「無線LANパトロール」が動作しない問題が含まれている。同社ではVista SP1の正式公開のタイミングに合わせ、完全に対応したモジュールを順次配信する予定だという。

(Security NEXT - 2008/01/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト