iPhoneを狙ったトロイの木馬をSymantecが確認
アップルの人気携帯端末「iPhone」を狙うトロイの木馬がはじめて確認された。セキュリティベンダーのSymantecが発表したもので、同社では注意を促している。
同社によれば、今回発見された不正プログラム「iPhone firmware 1.1.3 prep」は、年明け最初の土曜日となる1月5日ごろに出現しており、「iPhoneの重要なアップデート」として、ファームウェアをアップデートする前に導入するよう説明されているという。
問題のプログラムは、インストール時には大きな影響を与えないものの、アンインストール時に「Erica's Utilities」「OpenSSH」といったアプリケーションを不正に上書きされるなど問題が発生する。
すでに問題のプログラムを配布されたサイトは閉鎖されているため危険は小さいが、Symantecでは、iPhoneへパッケージを導入する際は注意を払うよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2008/01/09 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
関係者向けメールを誤送信、訂正メール急いで発生 - 鳥取県
リフォーム業者口コミサイト、一部顧客情報が流出した可能性
「SonicWall Email Security」に複数脆弱性 - アップデートが公開
「Oracle Fusion Middleware」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「Grafana」にクリティカル脆弱性 - なりすましや権限昇格のおそれ
先週注目された記事(2025年11月16日〜2025年11月22日)
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
土地家屋調査士試験の申請書を誤廃棄 - 保存期間の表示漏れで
