Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2007年クリスマス、Winny利用に減少傾向

2007年のクリスマスは、ファイル交換ソフト「Winny」のノード数が昨年の同時期などに比べ、減少傾向にあったことが、ネットエージェントの調査によりわかった。

同社が独自システムを活用し、同時期に稼働していた「Winny」のノード数について調査したところ、2007年の12月22日から25日までの4日間に検知されたノード数は、平均約33万強だった。もっともノード数が上昇したのは、クリスマスイブとなる12月24日で、35万3471ノードが観測されている。

2006年の同時期は、約37万から42万ノードで推移しており、1日平均で約6万2000の減少となった。相変わらず休日にWinnyが起動される傾向が強いものの、2007年のゴールデンウィークや夏ごろと比較しても減少傾向が現れている。

年末年始については、2006年の同社調査によれば、クリスマスと同様に週末に利用ノード数が大きく上昇する傾向が観測されており、今年の年末についても、情報漏洩の被害などに注意する必要がありそうだ。

(Security NEXT - 2007/12/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「ブラックフライデー」狙いのドメイン取得増加 - 偽通販サイトに警戒を
クラファン支援者向けの案内メールで誤送信 - レノファ山口
動画イベントのキャンペーン応募者情報を誤公開 - 皮膚科クリニック
高校情報共有ツールで個人情報が閲覧可能に、成績なども - 東京都
「Grafana」にクリティカル脆弱性 - なりすましや権限昇格のおそれ
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「NVIDIA DGX Spark」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
行政文書を紛失、書架移動の繰り返しで紛失か - 愛知労働局