「Google Web Toolkit」にXSSの脆弱性
Googleのウェブサービス開発環境「Google Web Toolkit(GWT)」にクロスサイトスクリプティングの脆弱性が見つかった。
JVNによると、「Google Web Toolkit」の「benchmark reporting system」にクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在し、攻撃を受けた場合、閲覧者のブラウザ上で任意のコードが実行されるおそれがあるという。
影響を受けるのは、同1.4.60および以前のバージョン。Googleでは、すでに同1.4.61をウェブ上で提供しており、同バージョンへアップグレードすることで脆弱性を解消することができる。
今回の脆弱性は、セキュアスカイ・テクノロジーの福森大喜氏が情報処理推進機構に報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。
Google Web Toolkit Release Archive
http://code.google.com/webtoolkit/versions.html
(Security NEXT - 2007/12/20 )
ツイート
PR
関連記事
メール誤送信、イベント申込者のメアド流出 - 神奈川県
海外子会社の予約管理システムが侵害、個人情報流出 - tripla
多治見市の複数小中校で不正アクセス - 迷惑メール1.6万件送信
開発環境が侵害 マルウェア感染と個人情報流出を確認 - ジモティー
「Avast Antivirus」macOS版に脆弱性 - RCEやDoSのおそれ
「MS Edge」にアップデート - 脆弱性14件を解消
「Langflow」に未修正脆弱性、緩和策を - 報告者「修正が後回し」
深刻な「React」脆弱性、米当局が悪用に注意呼びかけ
先週注目された記事(2025年11月30日〜2025年12月6日)
解析ライブラリ「Apache Tika」に深刻なXXE脆弱性 - コア部分も更新を
