Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

年金確認申立人の個人情報をインターネット上の公開資料に誤掲載

年金記録確認島根地方第三者委員会が、年金記録の確認申し立てに対する決定を公表する際、誤って申立人の個人情報をインターネット上に掲載する事故が発生した。

同委員会が、11月22日に公表した「あっせん案及び年金記録の訂正不要の決定について」について、申立人の個人情報1件を誤って掲載したもの。

本来個人情報が特定できないよう情報を伏せて公表されるが、申立人の氏名や生年月日、住所などが誤って記載された状態となっていた。誤って掲載された申立人に対しては、年金記録確認島根地方第三者委員会の事務室長が謝罪したという。

総務省では、14日にサイト上からデータを削除した上で事故について報道発表を行ったが、18日の時点でYahoo!の検索エンジン上にキャッシュとしてデータが残っていたことが本誌の指摘により判明、19日に削除が確認された。

(Security NEXT - 2007/12/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

イベント説明会の申込フォームで設定ミス - えどがわボランティアセンター
MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起