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年金確認申立人の個人情報をインターネット上の公開資料に誤掲載

年金記録確認島根地方第三者委員会が、年金記録の確認申し立てに対する決定を公表する際、誤って申立人の個人情報をインターネット上に掲載する事故が発生した。

同委員会が、11月22日に公表した「あっせん案及び年金記録の訂正不要の決定について」について、申立人の個人情報1件を誤って掲載したもの。

本来個人情報が特定できないよう情報を伏せて公表されるが、申立人の氏名や生年月日、住所などが誤って記載された状態となっていた。誤って掲載された申立人に対しては、年金記録確認島根地方第三者委員会の事務室長が謝罪したという。

総務省では、14日にサイト上からデータを削除した上で事故について報道発表を行ったが、18日の時点でYahoo!の検索エンジン上にキャッシュとしてデータが残っていたことが本誌の指摘により判明、19日に削除が確認された。

(Security NEXT - 2007/12/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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