Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

展示会「エコプロダクツ」のサイトが改ざん被害 - 閲覧者にウイルス感染のおそれ

産業環境管理協会と日本経済新聞社が主催する環境配慮製品の展示会「エコプロダクツ」のウェブサイトが改ざんされる被害が発生した。

改ざん被害に遭ったのは、今月開催予定の「エコプロダクツ2007」をはじめ、2001年以降に開催された同イベントの各トップページ。12月1日から3日までに閲覧した場合、ウイルスに感染したおそれがあるという。

感染のおそれがあるウイルスは、アニメーションカーソルの脆弱性を攻撃する「EXPL_ANICMOO.GEN」や「JS_PSYME.ANT」。「JS_PSYME.ANT」に感染した場合、さらに不正ファイル「36110103225.exe」がダウンロードするおそれがある。主催者は、ウェブサイトを通じてウイルス感染のチェックや駆除など対応してほしいと呼びかけている。

(Security NEXT - 2007/12/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開