Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

軽量化を実現した情報家電向け「SELinux」を開発 - 日立ソフト

日立ソフトウェアエンジニアリングは、「情報家電向けSELinux」を開発した。

「SELinux」は、米国家安全保障局が中心になって開発したLinuxベースのセキュアOS。CPUやメモリの消費量を最大10分の1に軽量化し、情報家電などに搭載されているルネサステクノロジのマイクロコンピュータ「SuperH RISC engine」向けに最適化した。情報家電をはじめ、カーナビや携帯電話、家庭用ゲートウェイなどに応用できるという。

また同社は、SELinuxの設定支援ツール「SELinux Policy Editor」を強化した。クロス開発機能を実装し、組み込み開発環境でも利用できるようになった。

(Security NEXT - 2007/11/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

教員採用選考受検者の自己申告用紙が所在不明に - 新潟県
他県で実施した中学校自然教室で生徒名簿が所在不明に - 横浜市
誤った住所へ会員証を送付、システムトラブルで - JAF
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
MDMサーバから従業員情報流出、削除データも - ジブラルタ生保
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
ファッション通販サイトに不正アクセス、通知メールが送信
サイバー攻撃で元従業員情報が流出した可能性 - クミアイ化学工業
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供