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不正アクセスで改ざん被害、個人情報漏洩のおそれも - 全日空商事

全日空商事は、米現地法人である米国全日空商事の運営サイトが、現時時間10月21日午前2時ごろに不正アクセスを受けたと発表した。

不正アクセスを受けたのは、米国内で日本製品を販売する通信販売サイト。サイト状の商品情報が改ざんされており、米国全日空商事では顧客情報が流出したおそれもあるとして、システム停止して原因や被害状況など詳細を調べている。

流出のおそれがあるのは、顧客情報4154人分で、大半は北米利用者の個人情報だが、日本人の個人情報も113人分も含まれ、氏名や住所、電話番号、メールアドレス、クレジットカードなどが漏洩した可能性がある。同社では関連する顧客に対して謝罪状を送付し、カードの不正利用などについて注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2007/11/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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