ネットデビュー3歳から5歳がピーク - フィルタリング利用わずか2割弱
インターネット利用の低年齢化が進んでいる。NTTレゾナントと三菱総合研究所が実施した調査により判明した。
両社が運営する「gooリサーチ」によるもので、8月24日から9月10日まで小学生向けポータルサイトで小学生の保護者2000人を対象に調べた。2006年6月以来の調査となり、今回で5回目。
インターネット上の調査ということもあり、回答者のブロードバンド利用率が94.5%と高かった。インターネットデビューは3歳から5歳がピーク。小学校1年生までに5割がインターネットを経験している。ネットゲームや調べものといった目的がいずれも半数以上と目立った。さらに小学生の4分の1が、チャットやSNSなどネット上で知り合った人間とコミュニケーションを取っているという。
情報モラル教育は、学校より家庭で行うべきと考える保護者は7割を超え、実際に5割が実施。しかし内容は保護者の経験や知識の範囲内とするケースが7割強と多い。
青少年に有害とされるウェブサイトへのアクセスをコントロールする手段として、国などフィルタリングの啓蒙に力をいれていることもあり、75.5%が認知しているものの、実際の利用はわずか16.7%にとどまっている。約半数の保護者は不適切なページにはアクセスしておらず、不要と感じているという。
(Security NEXT - 2007/10/25 )
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