情報セキュリティ人材育成に向けて産官学が連携 - 「情報セキュリティ教育事業者連絡会」が発足
情報セキュリティ人材の育成を目指し、「情報セキュリティ教育事業者連絡会(ISEPA)」が発足した。産官学の連携しにより、人材育成体制の整備を推進する。
情報セキュリティの専門知識を持った人材育成の重要性が政府の指針として示される一方、人材育成を推進する際の情報が少ないことから、民間企業や関連団体など10団体が中心となり、情報セキュリティ人材育成体制の整備と支援制度の充実を目的に発足した。
活動内容ごとにワーキンググループを設け、当面は、イベントやウェブサイトなどで普及活動を行う「イベントWG」、各団体の資格試験の内容を体系的に整理する「スキルWG」、各資格試験の相互認証や教育機関との連携などを検討する「相互認証WG」の3部会で活動を展開する。
会員は、情報システムコントロール協会、(ISC)2 Japan、NRIセキュアテクノロジーズ、コンピュータ技術産業協会、セキュリティ・エデュケーション・アライアンス・ジャパン、ソフトピアジャパン、日本セキュリティ監査協会、日本ネットワークセキュリティ協会、ひょうご情報教育機構、ラックの10団体。総務省や経済産業省、内閣官房情報セキュリティセンター、情報処理推進機構などもオブザーバーとして参加する。
情報セキュリティ教育事業者連絡会
http://www.jnsa.org/isepa/
(Security NEXT - 2007/10/11 )
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