トラステッド、秘密分散法ライブラリーの新版を提供 - 高速処理が可能に
トラステッドソリューションズは、データを暗号化し複数に分割して安全に保管する「新秘密分散法ライブラリー Ver3.0」の提供を開始した。
同製品は、機密データを暗号化しながら複数に分割する技術「秘密分散法」を提供するライブラリ。秘密分散法では、分割された情報の1片が持ち出されても元データの復元できないのが特徴で、同社では従来よりライセンス提供を行っており、今回最新版を開発した。
今回提供される最新版では、データの高速処理が実現。復元処理においては、処理効率が25%向上した。また個別のファイルだけでなく、ディレクトリ全体を秘密分散処理することが可能になったほか、出入力がファイルベースからストリームベースになったため、データを直接処理できるようになった。
さらにタイムスタンプやファイル属性の記録、復元が可能となったほか、上級APIを利用して分散化したデータに独自の情報を追加したり、独自のデータフォーマット内に埋め込むといった操作が可能になった。
(Security NEXT - 2007/10/04 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
地域電子商品券「はばタンPay+」サイトで不具合、個人情報流出 - 兵庫県
CDN導入時に設定ミス、複数フォームで個人情報を誤表示 - スカイマーク
メール本文に関係者アドレスを記載、削除し忘れ流出 - 神奈川県
複数サーバでランサム被害、痕跡未確認も情報流出の可能性 - はるやまHD
テモナのEC支援SaaSに侵害の痕跡 - 攻撃経路や影響など調査
MS、「Windows Server」向けに定例外パッチ - 米当局が悪用確認
3Qの脆弱性届出は160件 - ソフトウェア製品が倍増
Dellストレージ管理製品に認証回避の脆弱性 - アップデートで修正
「Adobe Commerce/Magento」や「WSUS」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
先週注目された記事(2025年10月19日〜2025年10月25日)
