Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

GPS付き段ボールで回収する機密文書処理サービス - 西濃運輸

西濃運輸は、GPS端末が装着された専用の段ボール箱を利用する機密文書溶解処理サービス「機密書類回収BOX」を、9月10日より開始する。利用価格は、全国一律1800円。

同サービスは、個人情報などの機密情報が含まれる書類を回収し、溶解処理を行う廃棄サービス。段ボール1個から受け付けるため、少量の書類でも確実に廃棄できる。専用の段ボールケースを無料で届け、ドライバーが回収。そのまま富士市内の製紙会社において溶解処理され、段ボール原紙に再生される。

回収ケースには、セコムのGPS端末「ココセコム」が装着されており、溶解処理されるまでの位置情報が把握できる。また、処理後には「溶解証明書」が発行される。

(Security NEXT - 2007/09/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意