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患者89人分の個人情報や病名含むUSBメモリを紛失 - 慈恵医大青戸病院

東京慈恵会医科大学付属青戸病院の研修医が盗難に遭い、8月23日に患者89人の個人情報が保存されたUSBメモリが盗まれたことがわかった。

USBメモリが鞄ごと何者かに盗まれたもので、2006年8月から2007年1月の間、総合診療部および腎臓・高血圧内科に入院していた患者89人の氏名、住所、生年月日、病名などが保存されていた。千葉県市川市内のレストランで食事をして店を出る際、座席に置いてあった鞄がなくなっていることに気付いたという。

警察へ盗難届を出したほか、東京都に報告書を提出した。また、関連する患者に対し説明と謝罪をしている。

(Security NEXT - 2007/08/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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