松下電池製ノキア電池パックに異常発熱の不具合 - 携帯電話各社が交換など対応へ
ノキア・ジャパンと松下電池工業は、松下電池製の電池パック「BL-5C」が充電中に異常発熱する可能性があるとして、無償交換を実施すると発表した。
松下電池製の電池パック「BL-5C」が充電中にショートし、過熱、膨張する可能性があることが判明したことから自主回収を実施するもの。7月末と8月はじめに、ノキア製携帯電話「Vodafone 702NKII」を充電中に、同電池パックが過熱したとの連絡が2件寄せられ、床の一部などが焦げる被害が報告されているという。詳しい原因はわかっておらず、現在調査が進められている。
問題の同電池パックを使用している機種は、ノキアの「Nokia 3120」「Nokia 6630(standard version)」「Nokia Wireless GPS Module LD-3W」。ソフトバンクモバイルの「Vodafone 702NK」「Vodafone 702NKII」「Vodafone 804NK」。NTTドコモの「FOMA NM850iG」。
いずれも2005年12月から2006年11月までに松下電池工業が製造した電池で、26桁の製造番号から対象となるか確認でき、対象の電池パックユーザーに対し、交換や代替機提供など、同社や携帯電話キャリアがそれぞれ対応を行っている。
ノキア・ジャパン
http://www.nokia.co.jp/
松下電池工業
http://www.panasonic.co.jp/mbi/
(Security NEXT - 2007/08/20 )
ツイート
PR
関連記事
市内全世帯向けデジタル金券の配送中に一部紛失 - 太田市
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
ランサム攻撃でシステム障害が発生、影響など調査 - エネサンスHD
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
一部サーバでランサム被害、バックアップ削除も - 新報国マテリアル
日英、IoT製品セキュラベル制度「JC-STAR」「PSTI法」で相互承認
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生
