Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

スパム送信者の分散傾向が高まる、内容も多様化 - ソフォスレポート

ソフォスは、2007年第2四半期の「スパム送信国ワースト12」を発表した。スパムの送信者および被害者が、全世界に広く分散する傾向が高まっているという。

同レポートは、同社の調査機関が2007年4月から6月の間に受信したスパムを分析、まとめたもの。スパム配信国のワースト1は依然として米国で、全体の19.6%を占めている。しかし全体としては配信比率の平均化の動きが見られ、ヨーロッパからの配信が増加し、ワースト12の半数がヨーロッパの諸国となった。

ランク圏外の配信についても、前四半期の30.6%から35.0%に増加した。スパム送信者や、配信に使われるゾンビコンピュータ、またスパムの被害者などが全世界に分散する傾向が高まっていると同社では分析している。また、日本は1.3%で20位だった。全体に占める比率に変化はないが、スパムの総数が増えているため、日本から送信される量も増えている。

同社では、今後アメリカやヨーロッパからのスパム配信が増加すると予測。両地区では格安ISPを利用するユーザーが増えており、一部十分なセキュリティ対策を提供しないプロバイダがあることが原因だという。また偽株価情報、有利なローン、アダルトコンテンツ、ダイエット薬品の宣伝など、スパムの内容も多様化しているという。

同社がまとめたワースト12は以下の通り。

1位:アメリカ
2位:中国
3位:韓国
4位:ポーランド
5位:ドイツ
6位:ブラジル
7位:フランス
8位:ロシア
9位:トルコ
10位:英国
10位:イタリア
12位:インド

(Security NEXT - 2007/07/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「情報セキュリティ10大脅威 2026」の個人編ハンドブックが公開
「セキュリティ10大脅威2026」発表 - 多岐にわたる脅威「AIリスク」が初選出
「Apache Fory」Python向け実装に脆弱性 - 修正版を提供
先週注目された記事(2026年5月17日〜2026年5月23日)
「Drupal」のSQLi脆弱性、悪用確認で米当局が対策呼びかけ
「PAN-OS」の認証回避脆弱性、詳細公開で悪用懸念高まる
HPのLinux向け印刷ソフトに深刻な脆弱性 - アップデートを呼びかけ
「Unbound」に深刻な脆弱性 - コード実行やキャッシュ汚染などのおそれ
PHP向けテンプレートエンジン「Twig」にRCE脆弱性
米当局、「Langflow」や「Apex One」の脆弱性悪用に注意喚起