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バックアップ目的で患者情報を保存したUSBメモリを紛失 - 東京都立神経病院

東京都立神経病院が、患者の個人情報を含むUSBメモリを紛失したことがわかった。

所在がわからなくなっているUSBメモリは、患者情報のバックアップとして利用していたもので、氏名や治療に用いた機器などの情報など同院で手術を行ったのべ743人分の個人情報が保存されていた。院内ナースステーションの事務机で保存していたが、6月20日に紛失に気が付いたという。

同院では、関連する患者へ事情の説明や謝罪を行っている。また事故の再発防止を目指し、データに対してパスワードを設定したほか、職員へ管理徹底を周知したという。

(Security NEXT - 2007/07/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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