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小学校教師がUSBメモリを紛失 - 紛失気付くも報告遅れる

横浜市内の小学校教師が6月25日に児童の個人情報を記録したUSBメモリを紛失したことがわかった。

紛失したUSBメモリには、市立岡津小学校に通う児童の氏名や性別、住所、電話番号、保護者氏名、家族構成など、データ175人分を記録していた。

また同教師の前任校である下瀬谷小学校の児童名簿や住所録や電話連絡網など22人分の個人情報も含まれていたほか、氏名などは含まれていないが、成績や行動記録といった情報も記録されていたという。

教師は6月25日にUSBメモリを入れていた筆入れの紛失に気が付いたが、7月5日まで学校長などへ事態を報告していなかった。また保存していた情報についても本来必要ない個人情報が記録されており、持ち出しの許可なども受けていなかったという。

同市では関連する児童や保護者に対して謝罪するほか、研修などにより再発を防止するとしている。

(Security NEXT - 2007/07/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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