Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

代理店従業員宅で顧客情報含むPCが盗難 - ソニー生命

ソニー生命保険は、6月13日未明に代理店従業員宅から口座情報など含む顧客情報288件が保存されたパソコンが盗まれたと発表した。

名古屋市の同社代理店であるエフピーサポートの従業員宅が被害にあったもので、内部を荒らされ、パソコンが持ち去られた。被害に遭ったパソコンには、顧客288名の氏名、生年月日、通信先、保険契約内容、保険料振替口座などが保存されていた。被害の報告などは受けていないという。

事件判明後、代理店では被害届を提出しているが、まだ発見されていない。ソニー生命によれば、同パソコン内部のデータは暗号化されており、業務システムについても一定期間アクセスがないと起動不能になるとしている。同社と代理店では、関連顧客に対して事情の説明や謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2007/06/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

入力委託先で特定健診の受診票などが所在不明に - 守口市
AI環境向けに分散処理フレームワーク「Ray」にRCE脆弱性
SwitchBot製テレビドアホンに脆弱性 - 親子機の更新を
口座振込の確認メールを「CC」送信、メアドが流出 - 大阪市
総当り攻撃で内部侵入、挙動検知してサーバ隔離 - タマダHD
医療分野のセキュリティ人材育成で協定 - IPAとJAMI
認証管理製品「Devolutions Server」に複数脆弱性 - アップデートを提供
問合窓口担当者が外部サイトで顧客電話番号に関する不適切投稿 - JR東日本
先週注目された記事(2025年11月23日〜2025年11月29日)
米当局、工場設備向け「ScadaBR」のXSS脆弱性悪用を警告