Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

P2Pソフトの帯域占有に「待った」 - DTIが利用制限を実施

ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)は、ファイル交換ソフトの利用者をはじめ、トラフィックを占有する利用者を対象に規制を実施すると発表した。

今回の規制は、1日あたり15Gバイト以上の上りトラフィックを発生させた利用者が対象で、10月1日より利用停止などを行う。また7月1日より規制対象となる利用者に対して警告などを行う予定。

同社によれば、「WinMX」「Share」「Winny」などファイル交換ソフトなどを利用することでネットワークを占有するケースが多く、通信品質の低下など、「不公平な状況」が発生しているという。

ただし、今回の措置はファイル交換ソフトなど特定のアプリケーションやポート番号を制限するものではなく、FTPやメール送信、オンラインゲームなども送信データ量が超えた場合は対象となる。

(Security NEXT - 2007/06/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ