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顧客情報含む伝票の紛失が判明 - 住友林業

住友林業は、住宅事業本部支店において、新築や解体など工事に関する顧客情報が記載された伝票5件の紛失が判明したと発表した。

所在が不明となっているのは、2007年1月から3月の間に同支店が実施した解体工事3件、および2007年3月の新築工事2件に関する伝票。いずれも顧客の氏名および建築地住所が含まれている。

同社では警察へ紛失を届け、関連する顧客に対し、説明と謝罪を実施した。また廃棄書類とともに誤って処分された可能性も考え、廃棄物が適正に処理されたことを確認したという。

今回の事故については、一部で発覚するまで5カ月を要しており、同社では社内の確認体制の不備や意識の欠如があったとして、早期報告体制の構築により再発防止を目指すという。

(Security NEXT - 2007/06/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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