税務関連書類や小学校の緊急連絡網など2件の個人情報紛失事故 - 北九州市
北九州市において税務関連書類や学校の緊急連絡網など、個人情報関連書類の紛失事故が2件発生した。
税務関連書類で所在不明となっているのは、2007年度の個人市民税や県民税の資料「給与支払報告書」。同資料はバインダー管理されているが、4月26日に1262冊のうち1冊が棚からなくなっていることに気が付いたという。同バインダには、18社433人分の個人情報などを記録していた。
「給与支払報告書」は「個人別明細書」「総括票」を含み、「個人別明細書」では、氏名や住所、生年月日、給与支払額や控除額と入った税金関連の情報が保存されていた。また「総括票」として、企業会社名や住所、代表者名、担当者、提出枚数など記載されている。
同市では庁舎内や関係者への調査を実施したが発見できなかったという。断定できないが、機密情報として委託先により廃棄処分された可能性が高いという。
また同市において、5月27日に同市小学校教師がJR鹿児島本線車内に鞄を置き忘れ、何者かに持ち去られる事件が発生し、「学習指導計画書」や「クラスの緊急連絡網」を紛失。32名分の個人情報が含まれるという。
同教師は、電車で寝過ごし、あわてて下車したことから鞄を置き忘れたという。同校では、保護者に事情を説明し、謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2007/05/31 )
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