Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

自治体向け無償セキュリティ診断サービスがスタート

マイクロソフト、ラック、クロス・カルチャーの3者は、全国の自治体を対象に「自治体セキュリティ診断プログラム」の無償提供を開始した。

同プログラムは、総務省の情報セキュリティに関する各ガイドラインに基づき、自治体におけるセキュリティ対策状況を診断するもの。

「セキュリティに対する意識調査」と「PCの実機診断」で構成され、ASPサービスとして、クロス・カルチャーが運営する自治体ドットコムを通じて無償で提供される。診断サービスはラックが、プログラムの設計はマイクロソフトが担当した。

同プログラムでは、職員が全37項目の「セキュリティに対する意識調査」アンケートに回答している間、自動診断ツールにより端末の診断が行われる。評価項目は「物理的セキュリティ」、「人的セキュリティ」、「技術的セキュリティ」、「運用」の4区分11項目に分かれ、5段階の評価結果や代表的な脆弱性のリスト、ほかの自治体との比較、問題点への対策ポイントなどのレポートが提出される。

(Security NEXT - 2007/05/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局