Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

顧客情報や従業員の個人情報などがWinny流出 - 情報技術開発

情報技術開発は、顧客情報や同社従業員の個人情報などが、従業員自宅のパソコンからファイル交換ソフト「Winny」を経由してネット上に流出したと発表した。

4月19日に判明したもので、同社によれば顧客企業50社分、従業員58名分の氏名や所属部署といった情報が漏洩したという。くわえて、協力企業26社、従業員98名分や同社従業員485名分の個人情報が流出しており、いずれも所属部署、メールアドレスなどが含まれていた。

従業員が自宅のパソコンに保存していたところ、パソコンがウイルスに感染したことによりWinnyネットワーク上に流出。不正利用などの情報は寄せられていないという。同社では該当する関係者に対し、説明と謝罪をしている。

(Security NEXT - 2007/05/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み