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大阪市、Winny経由の個人情報漏洩で職員を懲戒処分

大阪市は、Winny経由で個人情報を漏洩させたとして同市交通局の職員を3月30日付けで停職1カ月の懲戒処分にした。

問題の事件は、同市交通局職員の自宅パソコンからWinnyを通じて鉄道利用者など305件の個人情報や業務情報が外部に流出したもので、2006年12月6日に判明した。

流出したファイルは、同市地下鉄構内で発生した痴漢や転倒など、事件や事故の報告書で、氏名、住所、電話番号など個人情報が含まれる。同市では1月にデータ拡散状況の調査報告を行っており、「流出は数件にとどまり、拡散は進んでいない」と説明していた。

(Security NEXT - 2007/04/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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