Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

顧客の個人情報を記載した伝票を紛失 - 近畿産業信組

近畿産業信用組合は、個人情報を記載した伝票などを紛失したと発表した。顧客の協力を得て、伝票の復元などを行ったという。

同組合の尼崎支店において「取引伝票綴り」1冊を2月6日に紛失したもの。伝票綴りには、同支店と取り引きのある16名の顧客情報が含まれており、氏名や取引金額のほか、伝票の種類によっては、住所、生年月日、電話番号、職業、性別といった個人情報も記載されていた。

同組合では、その後も内部調査を進めたが発見できなかったため、紛失と判断した。今のところ不正利用の被害などについて報告はないとしている。

また同組合では、対象となる顧客を個別に訪問した上で謝罪。協力を得ながら、署名や捺印など伝票の復元などを行ったたという。

(Security NEXT - 2007/04/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

小規模事業者持続化補助金の事務局がランサム被害
JPCERT/CCが攻撃相談窓口を開設 - ベンダー可、セカンドオピニオンも
「auひかり」向けのブロードバンドルータに複数の脆弱性
「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超
先週注目された記事(2024年3月17日〜2024年3月23日)
Apple、「iOS」「iPadOS」のセキュリティアップデートを公開
「Firefox 124.0.1」が公開、深刻な脆弱性2件を解消
ブラウザ「MS Edge」にアップデート - 9件の脆弱性を修正
応募QRコードから応募者の個人情報が閲覧可能に - アトレチコ鈴鹿
特別支援学校で生徒の個人情報含む動画を誤公開 - 埼玉県