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ICDが不正アクセス被害 - 顧客情報漏洩の被害は確認されず

IT関連事業を展開するインタラクティブ・コミュニケーション・デザインは、不正アクセスを受け、顧客情報漏洩の可能性を視野に入れ調査を実施していたが、漏洩の事実は確認されなかったと発表した。

同社サーバが、3月23日に不正アクセスの形跡があることが判明。同社では25日にサーバを隔離し、顧客の氏名や住所、電話番号、メールアドレスなど個人情報が流出したおそれがあるとしてログデータなどの調査を進めていた。

同社では、メールサーバにおけるデータの漏洩や不正プログラムなどについて調査を実施した結果、顧客情報の漏洩はなかったと結論付けた。今後は情報システム部署を設置し、不正アクセス対策を強化するという。

(Security NEXT - 2007/04/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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