Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NEC、新パートナー制度の成果第1弾としてトレンドマイクロと協業 - 検疫システムを提供

NECは、新パートナー制度「InfoCage WORKS」の第1弾としてトレンドマイクロと協業すると発表した。それにともないNECでは、それぞれの製品を連携させるツールの無償提供を4月2日より開始する。

今回の協業は、NECが「協調型セキュリティ」の構築を目指して2007年1月から開始した新しいパートナー制度「InfoCage WORKS」の成果によるもので、不正接続検知アプライアンス「InterSec/NQ30b」とトレンドマイクロの法人向け総合セキュリティソフト「ウイルスバスター コーポレートエディション」の連携ツールを提供する。

従来「InterSec/NQ30b」を利用するには、クライアント端末のMACアドレスを手動で登録する必要があったが、今回提供される連携ツールにより、ウイルスバスターの管理サーバが収集したクライアント情報を定期的に自動で登録、変更するため、導入や運用の手間を軽減できる。

同ツールは、「InterSec/NQ30b」と管理ソフト「WebSAM SecureVisor SiteManager」のユーザーにNECが無償で提供する。

(Security NEXT - 2007/03/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

増加傾向から一転、被害額が4割弱減 - クレカ不正利用
進学情報サイトにサイバー攻撃 - 学生情報が流出した可能性
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応
「情報セキュリティ白書2025」PDF版を先行公開 - 書籍は9月30日発売