顧客情報がP2Pソフト経由で外部流出 - NTT西関連会社
NTT西日本の顧客情報が、業務委託先である関連会社の従業員宅からファイル交換ソフトを通じて外部へ流出したことがわかった。
NTT西日本が業務を委託していたNTT西日本-東海の従業員宅にあるパソコンがウイルスに感染したもので、パソコン内に保存されていた2003年11月当時の顧客情報が外部へ流出。流出時期は2006年7月ごろと見られている。
流出した情報は、個人顧客の情報が55件、法人顧客が87件。顧客名や住所、電話番号、料金に関する情報が流出した。NTT西日本では、不正使用などは確認していないという。また該当する顧客へ謝罪情報を送付する。
NTT西日本やNTT西日本-東海では、業務情報の持ち出しを禁止し、私有パソコン内のデータについても点検などを実施してきたが守られていなかった。同社では、社内教育の実施やデータの持ち出しを制限するシステムを構築するなど対策を進めるという。
(Security NEXT - 2007/03/19 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
廃棄カルテが一般ゴミに紛れる、搬送中に飛散 - 薩摩川内市
職業性曝露事故の関係者情報含むUSBメモリが所在不明 - 秋田大病院
メルアカ乗っ取り被害、スパム送信の踏み台に - MaOI機構
RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Erlang/OTP」「RoundCube」の既知脆弱性が標的に - 米当局が注意喚起
情報セキュリティ教室の参加者一覧が閲覧可能に - NII
採用職員の健診関連情報含む名簿を誤送信 - 奈良県
クレカ不正利用、前四半期比2割増 - 200億円迫る勢い
QNAP、アドバイザリ9件を公開 - 複数脆弱性を修正