オンラインゲーム「TANTRA」のサーバが不正アクセス被害 - 個人情報は無事
ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、同社が運営するオンラインゲーム「TANTRAゲームサービス」のサーバが不正アクセスを受けたと発表した。サーバ内への侵入は許していないが、外部から命令が実行され、一部ファイルが削除される被害が発生したという。
同社によれば、3月15日午前10時25分ごろに同ゲームのログインサーバへ第三者が不正アクセスを行った形跡を確認したという。同社では緊急メインテナンスを実施して調査した結果、外部よりアトラクションIDやパスワードを格納しているデータファイルを削除されていることが判明した。
同社では、今回の不正アクセスで、サーバ内への侵入は確認されておらず、情報漏洩などは発生していないとしている。また同日中に原因究明などメインテナンスを完了し、再発防止策などを実施した上で午後8時にサービスを再開した。
今回の事件を受け、同社では安全へ配慮し、アトラクションIDのパスワードを一括で強制変更した。また、同社では緊急メインテナンスの補償措置として、対象ユーザーへポイントの追加などを実施するとしている。
(Security NEXT - 2007/03/19 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
事務局内情報共有サイト、アクセス制限なく情報流出 - 岩手県
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
不正アクセスでトップページ改ざん、外部サイトへ遷移 - 文字起こしサービス会社
図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
