Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

システム不具合で顧客情報10万件が閲覧可能に - マウスコンピューター

パソコンのBTOサービスなどを展開するマウスコンピューターのオーダーシステム上に不具合があり、ログインした顧客が他の顧客情報を閲覧できる状態になっていたことがわかった。

同社オーダーシステムへログイン後に特定の操作を行うと関係ない他の顧客の見積もり情報などへアクセスできたもので、顧客の指摘により3月5日に判明した。同社では、2005年11月のシステム変更が原因としつつも、不具合の発生時期はわからないとしている。

同社では事実を確認し、システム同日19時40分にシステムを停止。原因究明し、不具合を修正した上で21時10分にサービスを復旧した。不正アクセスなどの形跡はなかったという。

閲覧可能だった見積書は、2003年6月20日から同日までに注文された10万6775件で、氏名や住所、電話番号、配送先などが記載されていた。また一覧としては確認できないという。

(Security NEXT - 2007/03/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
SAML認証ライブラリ「Node-SAML」に再度深刻な脆弱性
「VMware vCenter」にDoS脆弱性 - アップデートをリリース
Instagramアカ乗っ取り、フォロワーにDM - ブライダル会社
海外拠点を直接支援するセキュサービスを拡充 - KDDIとラック
「PowerDNS Recursor」にDNSキャッシュポイズニングの脆弱性
「Cisco ISE」「PaperCut NG/MF」の脆弱性狙う攻撃に注意
「Cisco ISE」の複数脆弱性を狙う攻撃が発生 - 早急に対処を
サイトDBより個人情報流出の可能性 - リゾート施設運営会社
2Q「JVN iPedia」登録は1万件超 - 98.7%が「NVD」情報