西中国信金、旧下関信金取り扱い個人情報19万件を紛失
西中国信用金庫は、顧客情報を保存したCD-ROMが所在不明になっていると発表した。
同CD-ROMは、本部内で保存されていたもので、1月30日に所在不明が発覚、調査の結果1月9日以降に紛失していたことが判明した。約19万件の個人情報が含まれ、氏名や住所、電話番号、生年月日のほか、一部では口座番号や残高も記録されていた。
同庫は、下関信用金庫、吉南信用金庫、宇部信用金庫、津和野信用金庫の4信用金庫が今年1月9日に合併して誕生。今回紛失したうち15万件は、旧下関信用金庫の2006年11月時点の顧客情報だった。
また、下関信金で為替取引を行った顧客や同庫へ振り込みを行った顧客など同庫以外の顧客情報4万件も含まれており、氏名や口座番号、取引金額、取引金融機関名なども含まれている。
同庫では、内部で誤廃棄した可能性が高いとしているが、外部へ持ち出されていた場合もセキュリティ対策を講じており、データが流出するおそれは少ないと結論付けている。また、紛失による取引への支障がないとしている。同庫では、専用窓口を設けて対応している。
(Security NEXT - 2007/02/23 )
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