消費者金融ディック、誤って信用情報を債権譲渡先へ提供
消費者金融のディックを展開するCFJは、2006年に同社債権を譲渡した際、誤って顧客信用情報を提供し、情報センターから信用情報の提供停止措置を受けていたことを公表した。
同社が2006年4月から7月にかけて、ローン債権の譲渡を行った際、本来は提供しないはずの信用情報を含んだ顧客ファイルを誤って提供したもの。同社では、ジャパンデータバンクから、加盟企業で共有している消費者ローンの信用情報について提供を受けているが、譲渡先への信用情報提供は契約違反だった。
同社では、8月に事実を確認し、ファイルに含まれていた信用情報を回収。ジャパンデータバンクから12月に7日間の紹介停止の措置を受けた。CFJは、停止措置について関東財務局へ事態を報告。顧客への影響はないとして当時公表しなかったという。
(Security NEXT - 2007/02/23 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
病院向け月刊誌に患者の個人情報 - 石川県の公立病院
図書館読み聞かせボランティア向けのメールで誤送信 - 柏崎市
医療者向け会員サービスで個人情報が閲覧可能に - 権限設定ミス
NASがランサム被害、個人情報流出の可能性 - 順大
Progress製DB接続ドライバ「DataDirect」に複数の脆弱性
「NVIDIA DGX Spark」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Azure Bastion」「SharePoint Online」に深刻な脆弱性 - すでに修正済み
イベント参加者の個人情報含むファイルをメールで誤送信 - 東京都
市営住宅入居者の個人情報含むディスクを紛失 - 京都市
飲食店営業許可施設一覧に誤って個人情報を誤掲載 - 神奈川県
