Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

花粉情報サービスでメールアドレス2580件が流出 - キッセイ薬品

キッセイ薬品工業は、2月1日にスギ花粉情報の案内を顧客へメールで案内する際、宛先の設定ミスによりほかの受信者のアドレスが表示された状態で送信した。

誤送信が発生したのは、同社が運営する「スギ花粉飛散情報お知らせメール登録サービス」。同サービスでは、春先より飛散がはじまるスギ花粉の飛散状況や同社ウェブサイトの更新などを案内している。

今回、昨シーズンに同サービスを利用した2580名に対し、7グループに分けてサービスを案内するメールを送信したが、その際、メールアドレスを宛先に設定したため、同一グループ内の全アドレスが閲覧できる状態になったという。同社では同日中に説明と謝罪のメールを送り、誤送信メールの削除を依頼したとしている。

(Security NEXT - 2007/02/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

個人情報含む行政文書を紛失、誤廃棄の可能性 - 公取委
顧客情報含むファイルを提携金融機関にメールで誤送信 - みずほ銀
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
先週注目された記事(2025年6月8日〜2025年6月14日)
教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性