Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

未成年の携帯フィルタリングサービス、親権者への利用意思確認を必須に - SBモバイル

ソフトバンクモバイルは、未成年を対象とした携帯電話向けフィルタリングサービス「ウェブ利用制限」の利用について親権者の意思確認を必須にする。未成年者の希望だけでなく、親権者の意思確認を行うことにより、同サービスの利用促進をはかるのがねらい。

同サービスは、18歳以下の利用者を対象とし、同社3G携帯電話から出会い系やアダルトサイトなどへのアクセスを制限するフィルタリングサービス。無料で利用できる。

具体的な取り組みとしては、1月中旬以降に18歳未満の利用者が新規契約や譲渡を受ける場合、同サービス利用について親権者に対して意思確認を必須とするほか、2月下旬以降は、対象年齢を18歳未満から20歳未満に引き上げる。同サービスを解約する場合にも親権者の同意が必要となる。

携帯電話の出会い系サイトなどを利用することで未成年者が事件に巻き込まれるケースが増えていることから、11月に総務省が携帯事業者に対してコンテンツフィルタリングサービス普及を要請。啓蒙活動や利用促進活動の強化、親権者の意思確認など、サービスに盛り込むよう求めている。

(Security NEXT - 2006/12/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開