日本語対応アドウェアが蔓延 - ウェブルートのスパイウェアトップ10
ウェブルート・ソフトウェアは、11月度のスパイウェアトップ10を発表した。同社検索ツール「Spy Audit」により検出したスパイウェアの情報をまとめたもの。
アドウェアで1位となったのは、「CnsMin」は、一部で配布されている日本語検索ツールに利用され、多く検知された。ウイルスが感染しているかのように偽るアドウェア「SystemDoctor 2006」が続いた。同様のソフトウェアとして「DriveCleaner 2006」が6位にランクインしている。いずれも日本語へローカライズされており、日本での検出率が高いという。
トロイの木馬では、上位に目立った動きはないものの、10月に発見された「Trojan Backdoor FlyYu」が4位に登場している。同社が発表したマルウェア別のトップ10は以下のとおり。
アドウェア
1位:CnsMin
2位:System Doctor 2006
3位:GAIN
4位:WhenU SaveNow
5位:180search Assistant/Zango
6位:DriveCleaner
7位:SearchTool
8位:WhenU
9位:TrafficSolution
10位:WhenU Save
トロイの木馬
1位:Trojan-Downloader-Zlob
2位:Trojan Hachilem
3位:Trojan-Downloader-Ruin
4位:Trojan Backdoor FlyYu
5位:Trojan Downloader Matcash
6位:Trojan Agent Winlogonhook
7位:Trojan DNSChanger
8位:UkVideo
9位:Lzio
10位:Trojan Rbot
システムモニタ
1位:Sc-Keylog
2位:Sword Keylogger
3位:Skin98
4位:Win-Spy Monitor
5位:Active Keylogger
6位:ChatWatch
7位:IsMyMateCheatingOnline Pro
8位:Trojan Keylogger Lineage
9位: 該当無し
10位:該当無し
(Security NEXT - 2006/12/05 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
小規模事業者持続化補助金の事務局がランサム被害
JPCERT/CCが攻撃相談窓口を開設 - ベンダー可、セカンドオピニオンも
「auひかり」向けのブロードバンドルータに複数の脆弱性
「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超
先週注目された記事(2024年3月17日〜2024年3月23日)
Apple、「iOS」「iPadOS」のセキュリティアップデートを公開
「Firefox 124.0.1」が公開、深刻な脆弱性2件を解消
ブラウザ「MS Edge」にアップデート - 9件の脆弱性を修正
応募QRコードから応募者の個人情報が閲覧可能に - アトレチコ鈴鹿
特別支援学校で生徒の個人情報含む動画を誤公開 - 埼玉県