三重県、公文書検索ページで個人情報を公開 - 担当者のチェックミス
三重県は、公式サイトの公文書検索ページにおいて、検索結果に個人情報が13件が公開されていたことを明らかにした。
10月5日に個人名を含む文書の件名5件が、誤って約2カ月間、インターネット上で検索結果として公開されていたことが判明。同県では事故発覚後、同様のケースがないか調査を進めていた。今回、13件の個人情報が検索結果として表示されていることを確認したという。
問題となった文書は、児童相談センターの「療育手帳の再判定結果について」や、医療政策室の「平成14年度前期分授業料の減免について」、高校の「転出・異動処理通知」など。いずれも件名に、個人の姓名などが記載されていたという。
事故原因は、文書管理システムに誤って入力された個人情報を、文書の決裁者が見落としたためと見られている。同県では、文書管理システムへの入力時に注意を喚起するメッセージを表示させたり、開示用の件名を複数の職員でチェックするなど、再発防止策を講じるとしている。
(Security NEXT - 2006/11/30 )
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