Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

島根県のサーバが不正アクセスで障害 - 個人情報流出の可能性も

島根県の中山間地域研究センターが利用するウェブサーバが不正アクセスを受け、ダウンしたことがわかった。サーバ内に保存された個人情報が流出したおそれもあるという。

島根県の同発表によれば、11月6日午前9時に障害が発生したのを受け、同日午後1時にサーバを停止。8日になって障害の原因が、不正アクセスによるものだと判明したという。

サーバには個人情報が保存されており、「研修・図書管理システム」の利用者1934件、「おいしさ満載ネット」の利用者1098件、「エコロジー農産物推奨PRシステム」の利用者1077件、「参加型マップシステム」の利用者946件など、7つのシステムに登録された個人情報合計6065件が漏洩した可能性があるという。これら個人情報には、氏名、住所、電話番号などが含まれていた。

登録された利用者の個人情報が流出した可能性もあるため、該当する利用者に連絡したという。同センターでは、不正アクセス対策を強化して安全が確認した上でホームページを再開するとしている。

(Security NEXT - 2006/11/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「VMware vCenter Server」にアップデート - 不具合判明から約1カ月
被留置者の個人情報含む文書が所在不明 - 愛知県警
メモ用紙と誤り、個人情報含む相談カードを別人に - 小田原市
応募フォームを誤キャッシュ、別人情報を表示 - 長崎文化放送
業務にフリーメール、誤送信でメアド流出 - 千葉県
3Qの脆弱性届出は116件 - 前四半期から4.5%増
Synology製監視カメラに深刻な脆弱性 - アップデートがリリース
悪用済み脆弱性「CVE-2024-23113」の対象製品を追加 - Fortinet
「SolarWinds WHD」にRCE脆弱性 - 深刻度「クリティカル」
「SolarWinds WHD」に別の深刻な脆弱性 - 再度修正パッチを公開