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長谷工コミュニティがマンションの住民情報を紛失 - 郵便事故か

長谷工コミュニティは、個人情報が記載された書類の一部が所在不明になったと発表した。

所在不明となったのは、同社が管理する大阪市内のマンションの管理費請求明細などで、住民関係者62件の個人情報が記載されていた。含まれる個人情報は、氏名や部屋番号、請求額のほか、口座番号も含まれる。

書類は同社より管理事務所へ9月25日に郵便物として発送されたが9月29日に未着が発覚。郵便事故の可能性があることから、同社では日本郵政公社への調査を依頼した。しかし、10月16日に郵政公社が発見できなかったとの報告があり、紛失したと結論付けたという。

同社では、今回の事態を受けて警察へ遺失物届けを提出し、さらに書面により関係者へ事態を報告したという。

(Security NEXT - 2006/11/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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