Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NTT西、ひかり電話不具合発生期間の料金請求せず

NTT西日本は、10月23日から10月25日まで同社IP電話サービス「ひかり電話」において繋がりにくい状態になったことを受け、問題となった期間の料金を請求しないと発表した。

同社のサービス提供エリア全域において、23日に一部発着信が行えない状態になったもの。輻輳状態になった原因は、中継系呼制御サーバと呼制御サーバとを連携する呼処理サーバの処理能力不足によるもので、翌24日は、同状態になることを避けるため、通話制限を実施した。

同社では、25日にサーバを増設し、処理能力を強化させたが、さらに「制御信号の衝突」が発生。高負荷状態が発生したことから、再度、安定化のためにサービスの制限なども実施したという。

同社では、同期間において「ひかり電話」「ひかり電話オフィスタイプ」「ひかり電話ビジネスタイプ」を契約していた利用者を対象に、「月額基本料」「付加サービス利用料」「機器利用料」などについて、対象期間の料金を日割り計算の上、請求から除外する。

NTT西日本
http://www.ntt-west.co.jp/

(Security NEXT - 2006/10/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

職員アカウントが侵害、迷惑メールの踏み台に - 中部生産性本部
SAP、月例パッチで脆弱性15件を修正 - 「クリティカル」も
非常用個人情報を電車に置き忘れ、車庫で回収 - 静岡市
AppleやGladinet製品の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「iOS」にアップデート - 「WebKit」のゼロデイ脆弱性2件など修正
複数サーバやPCがランサム被害、影響など調査 - 三晃空調
ConnectWise「ScreenConnect」のサーバコンポーネントに脆弱性
「Node.js」のアップデート、公開を延期 - 週内にリリース予定
「macOS Tahoe 26.2」で脆弱性47件を修正 - 「Safari」も更新
「制御システムセキュリティカンファレンス2026」を2月に都内で開催