弥生、顧客情報漏洩事件を受け社内処分を実施
弥生は、7月に発覚した顧客情報流出事件を受け社内処分を行った。
同事件は、会計ソフト「弥生」シリーズのユーザー16万4304名分の顧客情報が流出したもの。外部調査会社などが調査を実施したが原因特定には至っていないという。
同社では今回事件を受け、社内処分を実施。現代表取締役会長 (事故当時代表取締役社長)の平松庚三氏を20%減給2カ月、現代表取締役社長(当時取締役副社長)の飼沼健氏を10%減給2カ月とした。
その他関連する常務取締役や執行役員についても減給処分を実施。また、情報管理担当者などについては戒告処分を行った。
同社によれば、現在セキュリティの強化を推進しており、メール記録システムの導入やログシステムの強化、コールセンターにおける入退室管理の導入などを行ったという。運用のルールの見直しなどを進めているほか、社員教育などを実施する予定。
(Security NEXT - 2006/09/07 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Apple製品の脆弱性に攻撃 - 2〜3月に修正済みも情報公開は6月
案内メール誤送信で顧客のメアドが流出 - アルバイトタイムス
サイト改ざんで異なるページを表示 - アルパインツアーサービス
高校で生徒の成績情報などをTeamsに誤アップロード - 千葉県
ランサム被害サーバに個人情報、影響など調査継続 - 日本ジッコウ
サイバー攻撃でサーバ暗号化、詳細を調査 - 日本ロックサービス
インフラアクセス制御基盤「Teleport」に認証回避の脆弱性
XML処理ライブラリ「libxml2」に複数の脆弱性
地域特化型の旅行予約システムで顧客情報を誤表示
メール誤送信で外部関係者のメアド流出 - 山陽小野田市